研究課題
基盤研究(B)
本研究では、カプセルにあらゆる有価物質を高含有させることができ、かつ、そのカプセルに意図した機能を付与できる、極めて汎用性の高いカプセル調製法の確立を目指す。その実現のためには、カプセル原料液の液滴を気相中に浮揚させる必要がある。本研究では、超音波を用いることでその液滴の浮揚を実現する。このようなカプセル調製法は国内外に例がなく、学術的独自性および創造性ともに高いと考える。初年度には、意図した機能を有するカプセルの作製ならびに有価物質の高含有化が可能であることを実証する。2、3年目には、カプセルの内部構造の制御法の確立を目指す。4年目の最終年度には、カプセルの大量生産法の開発を目指す。