二酸化炭素からのエタノール合成を可能とする多機能触媒の開発

• 研究課題/領域番号: 24K01240
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分27020:反応工学およびプロセスシステム工学関連
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 多田 昌平 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (60769941)
• 研究分担者: 菊地 隆司 北海道大学, 工学研究院, 教授 (40325486) ; 城塚 達也 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 准教授 (70823003)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2025年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円); 2024年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
• キーワード: 固体触媒 / 二酸化炭素 / 水素化反応 / 多機能触媒

研究開始時の研究の概要

CO2水素化によってC2H5OHをワンパスで合成する技術は，ゼロカーボン実現に寄与する重要な技術である。C2H5OH合成は様々な要素反応からなる複雑な多段階反応であるため，反応全体を精密に制御することに課題があった。本研究では，要素反応それぞれに適した固体触
媒を準備し，それらを物理的に混合することで，CO2からのC2H5OHワンパス合成を可能とす
る多機能固体触媒を開発する。各要素反応の反応活性点を設計するのみならず，活性点の物理的配置をμm／mmオーダーで追求し，多機能触媒反応設計法を確立する。