研究課題
基盤研究(B)
バイパラトピック抗体(BpAb)は、抗原分子の異なる2つのエピトープを認識する抗体可変領域をもつ二重特異性抗体である。抗原結合に由来した多様な活性を示すが、抗体構造に着目した機能操作は未開拓である。本研究では、次世代型の抗体医薬品等のデザインにつながる技術として、可変領域間を人工設計リンカーでつないだBpAbを創る。機能性分子を合理的にデザインするとともに、このリンカーを時空間的に機能制御する技術を開発する。