革新的なエネルギー代謝設計による高温ガス発酵微生物の限界打破

• 研究課題/領域番号: 24K01273
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 中島田 豊 広島大学, 統合生命科学研究科(先), 教授 (10281164)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円); 2026年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2024年度: 11,310千円 (直接経費: 8,700千円、間接経費: 2,610千円)
• キーワード: ガス発酵 / 好熱性微生物 / エネルギー代謝 / ヒドロゲナーゼ / ATP

研究開始時の研究の概要

本研究課題は、好熱性ホモ酢酸菌Moorella thermoaceticaを宿主プラットフォームとして、再生可能水素をエネルギー源、地球温暖化ガスである二酸化炭素を炭素源として、様々な基礎化学品を生産する高温ガス発酵プロセスの実現を可能とする高性能生産株の分子育種技術の開発を目指す。本研究課題では、CO2代謝と共役し酸化されるH2などから得られる化学エネルギーを、生物共通のエネルギーであるATPとして最大限獲得する設計技術を開発し、従来の基礎化学品生産株の高性能化に寄与するかを検討する。