臓器工学的肝臓のためのプラットフォーム構築

• 研究課題/領域番号: 24K01274
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分27040:バイオ機能応用およびバイオプロセス工学関連
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 井嶋 博之 九州大学, 工学研究院, 教授 (10274515)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2024年度: 8,970千円 (直接経費: 6,900千円、間接経費: 2,070千円)
• キーワード: 臓器工学 / 肝臓グラフト / アノイキス誘導抑制 / 酸素化 / ３Dバイオプリンティング

研究開始時の研究の概要

ミクロ臓器と形容される球状の細胞組織体培養は各種評価技術や再生医療研究においてその重要性を増している。これに対して、「臓器特異的細胞外マトリックス基材」、「機能性肝組織構築技術」、「精緻な血管網を有する脱細胞化臓器鋳型」、「臓器鋳型への最適化された再細胞化技術」、「臓器培養システム」を開発し、重篤な肝不全動物の救命・治癒効果をこれまでに実証した。本研究では、「細胞の接着認識促進および酸素供給基材開発による初期細胞死の抑制技術」および「機能性細胞外マトリックスバイオインク開発による臓器の3Dバイオプリンティング技術」を開発し、臓器工学的肝臓のためのプラットフォームを構築する。