研究課題
基盤研究(B)
高い生体透過性と低散乱性をもつ近赤外光は医療応用に適しているが、蛍光では可視励起光の低透過性や生体分子由来の自家発光が問題となっている。申請者は最近、ホタルの発光反応を利用したカーボンナノチューブの近赤外蛍光に世界に先駆けて成功した。だが、発光強度が弱く改善の余地があった。本研究では、新たな原理に基づく手法によって、カーボンナノチューブの近赤外発光の高効率化をおこない、高輝度な近赤外発光の実現を目指す。