自己組織的垂直配向ナノチャネル形成に基づく高プロトン移動型弱酸系高分子電解質

• 研究課題/領域番号: 24K01292
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分28030:ナノ材料科学関連
• 研究機関: 山形大学
• 研究代表者: 松井 淳 山形大学, 理学部, 教授 (50361184)
• 研究分担者: 長尾 祐樹 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授 (20431520) ; 永野 修作 立教大学, 理学部, 教授 (40362264)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円); 2026年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円); 2025年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2024年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
• キーワード: ナノ相分離 / 燃料電池

研究開始時の研究の概要

本研究ではナノ厚さの連続したプロトン伝導チャネルを均一に配向させる事で高プロトン移動型高分子電解質を創製し、高効率燃料電池へと応用するものである。これまで固体高分子形燃料電池は電解質として用いられてきたパーフルオロスルホン酸(PFAS)系高分子は有毒性からその使用禁止が検討されている。そこで、これまでの高キャリア密度という分子設計から、高プロトン移動に立脚した高分子電解質の学理を創製する