研究課題
基盤研究(B)
本研究は、水中で水素バブルを噴出しながら自走する高分子チューブマイクロモーターを合成し、それを生体分子検出システムとして応用すること目指している。「チューブの自走には過酸化水素が必要不可欠であり、生体分子を用いた応用は不可能」というこれまでの常識を覆し、アンモニアボランの加水分解で水素バブルを発生するマイクロモーターを創出するとともに、標的生体分子がある場合にのみ自走する革新的マイクロシリンダーとして確立する。ねらった分子の有無を目視で判定できる新しい検出システムとなり得る。