研究課題
基盤研究(B)
層状酸化ルテニウムの単層剥離により合成される極薄RuO2ナノシートは希少金属Ruの有効活用に理想的なナノ構造体である。最近、我々は層状化合物中の二次元Ru骨格対称性が、面内応力により斜方格子から六方格子まで連続的に変化することを見出した。本研究では、このメカニズムに立脚したバルク状態と局所状態の協奏的制御により、RuO2ナノシートの電気化学活性を高活性化する。