研究課題
基盤研究(B)
本研究では電池の材料である電極、電解質、封止材の生分解性に注目し、再構築することで使用後に生体・環境中で分解・吸収されるエレクトロニクスの創製を目指す。具体的には、生体由来の材料を用いて生分解性亜鉛イオン二次電池を作製し、その電気化学特性、分解性の評価を行う。生体由来材料を用いた電池の基礎学理構築から、デバイスへの応用までを一貫して行うことで、体内埋め込みデバイスや環境センシングの電源としての実用性を検証し、「生分解性エレクトロニクス」という新たな学術領域を構築する。