マイクロ流路による多階層人工細胞構築基盤4.0

• 研究課題/領域番号: 24K01320
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分28050:ナノマイクロシステム関連
• 研究機関: 中央大学
• 研究代表者: 鈴木 宏明 中央大学, 理工学部, 教授 (20372427)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円); 2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円); 2024年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
• キーワード: 人工細胞 / マイクロ流路 / リポソーム

研究開始時の研究の概要

本研究では，日本の人工細胞研究を工学的側面から各段にアップグレードするためのプラットフォーム技術を完成させる．マイクロ流路による巨大ベシクル(GV)製造法をベースに，利用できる材料や反応系の範囲を拡張し，標準化する．また，人工細胞のバイオセンサー応用を見据え，膜タンパク質組込みGVの構築法も標準化する．研究計画の後半では，階層性を持った人工細胞構造に関連する応用サブテーマ（人工核からのタンパク質合成およびバイオマーカの濃縮）を行う．これまで培った人工細胞研究者とのネットワークを活用し，技術の普及活動に努め，人工細胞研究を基礎研究(1.0, 2.0)から実用研究(3.0, 4.0)に発展させる．