研究課題/領域番号 |
24K01371
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分30020:光工学および光量子科学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小野 円佳 東北大学, 工学研究科, 教授 (20865224)
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研究分担者 |
木崎 和郎 東北大学, 工学研究科, 助教 (00880535)
寺門 信明 東北大学, 工学研究科, 准教授 (90466441)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2024年度: 12,350千円 (直接経費: 9,500千円、間接経費: 2,850千円)
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キーワード | 究極透明ガラス / 量子暗号通信 / 光共振器 |
研究開始時の研究の概要 |
量子暗号通信の普及には損失の低い通信経路が不可欠である。しかしこれを担う光通信ファイバの散乱損失は長年下げ止まっていた。代表者は光通信ファイバのコア部材であるシリカガラスに圧力を印加すると、光損失が現行の半分以下に低減できることを実験と計算から示した。ところが現行では散乱の抑制に伴い正確な損失の測定が困難になってきた。材料をファイバの様に長尺化すれば測定しやすくなるがファイバ化による熱処理工程で圧力効果が消滅するという問題があった。そこで本研究では、ガラス試料を光共振器に加工して仮想的に長尺化するキャビティリングダウン法を確立し、材料の光伝送損失の評価精度を飛躍的に向上する。
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