研究課題/領域番号 |
24K01395
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分31010:原子力工学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
千田 太詩 東北大学, 工学研究科, 准教授 (30415880)
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研究分担者 |
新堀 雄一 東北大学, 工学研究科, 教授 (90180562)
関 亜美 東北大学, 工学研究科, 助教 (80912328)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2027年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2026年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2024年度: 8,450千円 (直接経費: 6,500千円、間接経費: 1,950千円)
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キーワード | 放射性廃棄物 / 処分システム / ケイ酸 / 自己修復 / 核種固定化 |
研究開始時の研究の概要 |
放射性廃棄物処分場周辺の天然バリア(岩盤)においては,セメント系材料に起因したpH変動に伴う岩盤の変質や,地震動による微細流路の生成等によって,放射性核種を閉じ込める能力の低下が懸念される.本研究では,高pH条件で地下水中に溶出したケイ酸(岩盤の主成分)がpHの低下に従って析出する際に核種を固相へ取り込むことに加え,ケイ酸析出が微細流路を閉塞することに着目する.そして,このようなケイ酸の溶解や析出といった空間的な再分配が岩盤の核種移行抑制機能を回復させながら直接的に核種を固定化するという,人工的な介在を不要とした自己修復機能を有する長期安定バリアを開発する.
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