研究課題/領域番号 |
24K01411
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分31020:地球資源工学およびエネルギー学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
大友 陽子 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (80612902)
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研究分担者 |
長嶋 剣 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60436079)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2026年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2024年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
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キーワード | 岩石風化促進 / 二酸化炭素固定 / 休廃止鉱山 / 蛇紋岩化反応 |
研究開始時の研究の概要 |
「岩石風化促進」によるCO2 削減技術開発が世界各国で推進されている。本研究は有望な風化促進現場として、酸性水の湧出で岩石の溶解の飛躍的促進が期待される休廃止鉱山に着目した。酸性坑廃水との反応を想定した実験条件での岩石の溶解プロセスの素過程を理解するため、その場観察セル付フロースルーリアクターを開発し、鉱物・液相のリアルタイム測定により岩石の溶解速度とその温度・流速・固液比依存性、鉱物の変質及び二次鉱物の生成、最終的なCO2 固定量を見積もる。休廃止鉱山の廃水処理は企業・自治体の大きな負担であり、本研究の成果は休廃止鉱山におけるCO2 固定の将来的な事業化という新たな価値の創出に役立てることができる。
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