金属クラスター分子の精密自在合成と触媒機能開発

• 研究課題/領域番号: 24K01495
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分34010:無機・錯体化学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 砂田 祐輔 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70403988)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2025年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2024年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
• キーワード: 金属クラスター / 触媒 / 鋳型合成法 / 有機ケイ素鋳型分子 / シリルアニオン

研究開始時の研究の概要

複数の金属が、金属―金属間相互作用を示しつつ集積された多核錯体である金属クラスター分子は、単核錯体では実現困難な特異な機能を発現することが知られているが、それらの合目的的な合成手法は未確立である。そこで本研究では、構造・金属核数などの構造パラメーターを精緻に制御可能な金属クラスターの合成手法となる「鋳型合成法」に立脚した金属クラスターの合成と触媒機能開発を行う。特に有機ケイ素化合物の持つ構造多様性に立脚し、これらを鋳型とした金属集積を行う。併せて、平面状構造を持つ金属クラスターなどを活用した触媒機能を、主として触媒的有機変換反応において検討する。