研究課題
基盤研究(B)
エネルギー資源の枯渇やそれに伴うエネルギーの有効利用の観点から、錯体を用いた小分子活性化の研究が活発に行われている。自然界では、微生物が小分子の活性化を、常温/常圧という条件下でいとも簡単に行っている。これらの微生物の機能を模倣することで、我々は一酸化窒素分子や亜硝酸イオン、亜硫酸イオンの還元活性化に成功している。本研究では、これらの知見を活かし、亜硝酸イオンを一酸化窒素へ変換する還元活性化および亜酸化窒素の還元活性化を行い、さらに他の小分子の還元活性化にも挑戦する。