研究課題
基盤研究(B)
がん診断や創薬スクリーニングにも利用可能な超高感度NMR・MRIを社会に普及させることを目標とし、室温(寒剤不要)、かつ安価・コンパクトな装置で核スピンの向きを揃えること(核スピン偏極)が可能なトリプレットDNPに注目して、「MRI分子プローブや低分子化合物を含む低分子有機物のトリプレットDNPによる超高感度NMR」を研究目的とする。目的を達成するために、超分子シントンによる分子設計が可能な共結晶に注目し、共結晶の超分子シントンを活かしたトリプレットDNP法を開発する。