鎖状高分子の巨大な変形能を最大限に引き出す架橋ゴムの分子設計ルールの解明

• 研究課題/領域番号: 24K01546
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分35020:高分子材料関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 中川 慎太郎 東京大学, 生産技術研究所, 講師 (40806642)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2025年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円); 2024年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
• キーワード: 架橋高分子 / ゴム / エラストマー / 力学特性

研究開始時の研究の概要

鎖状高分子の三次元のネットワークからなるゴムは、鎖状高分子の性質を反映した大きな変形能を特徴とする材料である。しかし、従来のゴムはそのネットワーク構造に多くの欠陥を有しており、力学物性に関していまだ未解明な点が多い。本研究では、研究代表者が最近確立した欠陥を低減したゴムの合成法を駆使して、これまで欠陥によって覆い隠されていた、ゴムの分子設計と力学物性をつなぐ法則の全貌を明らかにする。