研究課題
基盤研究(B)
資源循環の課題に関し、天然多糖類と効率よく複合する分解性高分子を設計する。ここでは研究代表者が十分な知見を有し、大きな永久双極子モーメントを有する脂肪族カーボネートに着目し、分解しても中性を保つ独自のエステルフリー型を活用する。多糖類と強く相互作用するよう分子設計した種々の機能性を有する新規モノマーで分解性高分子を創る。配向制御を活用し、多糖類-分解性高分子の複合材料を創製し、力学強度・耐熱性の向上を目指す。さらに、表面偏析を適用することで種々の表面機能構築を検討する。