研究課題
基盤研究(B)
高分子をはじめとする各種材料の力学物性評価には、一軸伸長変形が使用されることがほとんどである。しかしながら、実用環境下では、様々な変形様式の力学刺激が印加されることが多い。本申請研究では、非晶性高分子に一軸・二軸伸長変形を印加し、原子間力顕微鏡(AFM)、偏光高速度カメラ(PHC)などによりその場でマルチスケールで直接観察し、高分子鎖の普遍的な真の変形メカニズムを解明することを目的とする。この結果に基づきより強靭な非晶性高分子材料の創製に資する。