高耐久性ペロブスカイト太陽電池に向けたπ共役系ホール輸送材料の開発

• 研究課題/領域番号: 24K01560
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分35020:高分子材料関連
• 研究機関: 上智大学
• 研究代表者: 竹岡 裕子 上智大学, 理工学部, 教授 (50338430)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2026年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2024年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
• キーワード: 共役系高分子 / ペロブスカイト太陽電池

研究開始時の研究の概要

地球温暖化など様々な環境問題が深刻化する中、次世代太陽電池としてぺロブスカイト太陽電池が注目を集めている。ペロブスカイト太陽電池は、現在主流のシリコン系太陽電池に匹敵する高い発電効率を実現しているが、その安定性の低さが問題となっている。劣化の原因の１つはホール輸送層中のドーパントである。これらのドーパントはペロブスカイト層への移動や吸湿が、ペロブスカイトの劣化を促進する。本研究ではこの問題を解決するため、ペロブスカイト太陽電池の高安定性と高効率化の両立を目的として、ドーパントを用いなくてもホール輸送材料としての十分な特性を発揮できるπ共役系高分子を開発する。