研究課題
基盤研究(B)
本研究では、高性能断熱材として省エネルギー材料として有望視されているエアロゲルにおいて、その合成方法の開発から出発しボトムアップ的な形態制御を行うことを目的とする。ポリシロキサン(シリコーン)系やポリイミドなどの有機高分子系において、形態制御可能なエアロゲルの合成系を開発する。さらに、雰囲気制御など特殊な条件を必要とせず、ファイバー状・フィルム状・3次元形状に形態制御されたエアロゲルの作製法の確立を目指す。本研究によりエアロゲルの高性能断熱材としての利用が広がり、世界的なエネルギー問題に対するひとつの有効策となると期待できる。