生きたマウス脳内でのミクログリア選択的化学修飾法の開発と近傍環境解析への応用

• 研究課題/領域番号: 24K01627
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分37010:生体関連化学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 野中 洋 京都大学, 工学研究科, 特定准教授 (80579269)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2026年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円); 2025年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2024年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
• キーワード: ミクログリア / 化学修飾 / リガンド指向性化学 / 受容体

研究開始時の研究の概要

本研究では、生きた脳内でミクログリアの細胞表面特異的に機能性分子を導入可能な化学標識法を開発することで、ミクログリアの未知生理機能の解明を目指す。生きた脳内で化学分子を導入できる利点を活かし、ミクログリアが生理機能を発揮しているタイミングでの近傍タンパク質解析や、ミクログリアサブタイプの解析を行う。これによりミクログリアの未知生理機能と精神疾患や脳機能との関わりを明らかにすることを目指す。