微生物化学コミュニケーションによる放線菌二次代謝の潜在能開拓

• 研究課題/領域番号: 24K01670
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 青山学院大学
• 研究代表者: 木谷 茂 青山学院大学, 理工学部, 教授 (10379117)
• 研究分担者: 荒井 雅吉 大阪大学, 大学院薬学研究科, 教授 (80311231)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2027年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2025年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2024年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
• キーワード: 放線菌 / 二次代謝 / 化学コミュニケーション / 抗生物質 / シグナル伝達

研究開始時の研究の概要

天然物探索研究の中心に位置する放線菌からの新規物質発見率を向上させるためには、放線菌の二次代謝能を従来概念に囚われず開拓する必要がある。研究代表者は、未知なるシグナル分子が異種放線菌の休眠二次代謝を活性化する現象を見出している。そこで、このシグナル制御系を活用できれば、各種放線菌の休眠物質生産能が活性化することで、新規物質を取得できると考えた。本研究では、二次代謝覚醒シグナルとその支配下にある制御系を見出し、休眠二次代謝が活性化される分子機構を解明し、希少天然物を発掘同定する有用物質探索戦略を確立することを目指す。