細菌における元素状硫黄呼吸の分子メカニズム

• 研究課題/領域番号: 24K01674
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分38020:応用微生物学関連
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 三原 久明 立命館大学, 生命科学部, 教授 (30324693)
• 研究分担者: 越智 杏奈 立命館大学, 生命科学部, 助教 (60542339) ; 青野 陸 立命館大学, 生命科学部, 助教 (80777938) ; 井上 真男 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, 助教 (90906976)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2026年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円); 2025年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円); 2024年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
• キーワード: 硫黄呼吸 / 細菌 / 硫黄還元

研究開始時の研究の概要

硫黄還元細菌は、硫黄の生物地球化学的な循環を通して、生態系維持に重要な役割を果たしています。これら細菌は、エネルギーを得るための嫌気的呼吸プロセスとして、酢酸やギ酸などの有機物から取り出した電子を膜上の電子伝達系に渡してATPを生産し，最終的に、元素状硫黄から硫化水素を生じます．これを硫黄呼吸と呼びます。本研究では、本研究代表者らが独自に見出した新奇硫黄呼吸システムの解析を突破口として、硫黄呼吸の全体像を分子レベルで解明します。