減数分裂時乗換えメカニズムを利用した育種素材開発のための基盤研究

• 研究課題/領域番号: 24K01732
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39010:遺伝育種科学関連
• 研究機関: 摂南大学
• 研究代表者: 牛島 智一 摂南大学, 農学部, 准教授 (50815058)
• 研究分担者: 奥本 裕 摂南大学, 農学部, 教授 (90152438) ; 吉川 貴徳 国立遺伝学研究所, ゲノム・進化研究系, 特命助教 (00721606) ; 西村 和紗 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 助教 (60835453)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円); 2028年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2027年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2025年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2024年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
• キーワード: 減数分裂 / 環境ストレス応答 / 育種素材開発

研究開始時の研究の概要

環境ストレスは減数分裂時の乗換え頻度を変動させることが知られており、この変動にはクロマチン構造やDNAメチル化などDNAの動態が関与することが示唆されている。このことから、環境ストレスに応答する転写因子やクロマチンリモデリング因子が乗換え頻度の変動に関与すると考えられるが、まだ不明な点が多く残されている。そこで、環境ストレスに応答して発現量が変動する遺伝子の過剰発現体および重イオンビーム照射後代から選抜された乗換え頻度変動突然変異体を用いて、環境に応答した減数分裂時乗換え頻度変動に関与する遺伝子の同定を行う。