研究課題
基盤研究(B)
スーパー台風にも耐えうるイネ品種を開発するためには変動する栽培環境下で収量の増加と安定化とともに重い穂、地上部を支えるため強稈化による倒伏抵抗性の向上が不可欠となる。本研究では、温暖化に適応しスーパー台風に耐えうる最強のスーパーコシヒカリや極強稈多収品種に改良するため、QTLやGWASで特定した複数の異なる生態型の品種に由来する強稈・多収遺伝子のハプロタイプをコシヒカリなどに複数集積し、その集積機構を解明し、温暖化に直面する生産現場に適用するため、異なる栽培環境で集積系統の評価を精度の高い最新の強稈性評価方法により行い、多収で倒伏抵抗性に最適な遺伝子ハプロタイプの組合せを解明する。