研究課題
基盤研究(B)
本研究では植物における寄生線虫の認識機構を分子レベルで明らかにし、その免疫反応を解明する。申請者はシロイヌナズナが線虫由来のTrehalase由来のペプチドを認識して免疫反応を誘導することを発見した。さらに、遺伝学的解析により、その認識に必要な受容体様キナーゼ(LecRK-V.5)を同定した。本研究ではLECRKがTreRKN31の受容体として機能するか検証する。そして、活性化したLECRKがどのような情報伝達を経て免疫応答を誘導するかを分子レベルで解明する。