気候変動適応とネイチャーポジティブを両立させるためのマルチスケール空間計画手法

• 研究課題/領域番号: 24K01790
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39070:ランドスケープ科学関連; 小区分39060:生物資源保全学関連; 合同審査対象区分:小区分39060:生物資源保全学関連、小区分39070:ランドスケープ科学関連
• 研究機関: 慶應義塾大学
• 研究代表者: 一ノ瀬 友博 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (90316042)
• 研究分担者: 山田 由美 兵庫県立大学, 地域資源マネジメント研究科, 客員研究員(研究員) (00365496) ; 上原 三知 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (40412093) ; 秋山 祐樹 東京都市大学, 建築都市デザイン学部, 准教授 (60600054)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2026年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円); 2025年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円); 2024年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
• キーワード: ネイチャーポジティブ / 気候変動適応 / マルチスケール / 流域 / 自然再生

研究開始時の研究の概要

本研究は気候変動適応策としての防災減災とネイチャーポジティブを実現させる自然再生を両立させるために、マルチスケールにおける空間計画手法を明らかにすることを目的とする。災害リスクの高い土地を自然再生することによって生物多様性保全を実現し、その土地が洪水時に遊水地としての機能を持つことにより、さらに防災機能を強化させるというコベネフィットを実現させる。日本全国、流域、基礎自治体の三つのスケールで気候変動に伴う浸水リスク評価と自然再生ポテンシャル評価を行い、それぞれのスケールにおいて空間計画へ実装する方法を明らかにする。