研究課題/領域番号 |
24K01810
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40010:森林科学関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
上村 佳奈 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (40570982)
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研究分担者 |
谷川 東子 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (10353765)
平野 恭弘 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (60353827)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 森林風害 / 音響解析 / 立木振動 / エネルギー伝播プロセス / バイオメカニクス |
研究開始時の研究の概要 |
大型台風など突発的気象現象からの「強風」は、国内外に甚大な森林風害をもたらし、その被害規模は地球温暖化の影響により拡大傾向にある。しかし未だに森林風害に至る全プロセスは解明されておらず、森林・立木の耐風性評価や風害リスクの推定精度が向上しないという現状がある。我々の研究結果から、このプロセスにおいて、入力部では風から発生した「振動エネルギーは樹冠同士の衝突程度で変化」し、出力部では全ての根に力が作用するのではなく「力学的に優勢な根」が破壊を決定する、という仮説を立てた。本研究は動的かつ不可視であるこれらの要因を「音」から検出する新手法を開発し、森林風害に至る立木振動プロセスの解明を目指す。
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