配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2028年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2027年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2026年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2024年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
|
研究開始時の研究の概要 |
きのこ細胞壁はβ-1,3-グルカン、β-1,6-グルカン、キチンといった多糖類で構成されている。しかしこれら多糖類は、きのこ子実体中で複雑かつ強固に結合しているため扱いが困難で、多糖間の結合様式も明らかになっていない。本研究の目的は、きのこ細胞壁中の多糖間結合を明らかにすることである。特性の異なる4種のきのこ子実体を試料とし、応募者が発見した自己消化酵素を用いて細胞壁多糖部分を分解し、分解物の分離と構造解析から、多糖間結合の構造を同定する。本研究成果から、きのこ多糖間の切断や結合を自在に制御できるようになり、きのこ多糖の高付加価値化と用途拡大につながる。
|