研究課題
基盤研究(B)
本研究では、病原体感染の概日リズム形成機構を、「宿主の免疫力」と「病原体の感染力」の双方から理解する。具体的には、宿主および病原体の感染関連分子 (感染時に双方が利用する/される分子) の概日リズム形成機構を探り、感染の概日リズムがどのように生まれるのかを明らかにする。さらに、異なる時刻における宿主の免疫力と病原体の抗原性の違いを明らかにすることで、ワクチンの効果を最大限に引き出す「菌体の不活化時刻 (ワクチン作製時刻)」および「宿主免疫が高活性となる時刻 (ワクチン投与時刻)」を明らかにする。