研究課題
基盤研究(B)
生物時計は生物がもっている内因性の測時機構である。種ごとに決まった周期的な活動の時刻合わせは、中枢や末梢組織で発現する時計遺伝子群の発現によって制御されている。本研究ではハタ科魚類の日周性・月周性の周期性に関わる生物時計の実体と環境同調因子を明らかにし、それらを操作することで魚類の生理活性の極大化を試みる。最終的には「時間」の概念を入れた種苗生産や養殖の効率化をはかる「時間水産学」の創設を目指す。