研究課題/領域番号 |
24K01842
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分40030:水圏生産科学関連
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
森 郁晃 高知大学, 海洋コア国際研究所, 特任助教 (60849537)
|
研究分担者 |
堀 知行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 上級主任研究員 (20509533)
青柳 智 国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (10812761)
山口 聖 国立研究開発法人水産研究・教育機構, 水産技術研究所(長崎), 任期付研究員 (00990623)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2025年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2024年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
|
キーワード | 貧酸素水塊 / 化学合成独立栄養微生物 / 環境変動 / 有明海 / 閉鎖性内湾 |
研究開始時の研究の概要 |
化学合成独立栄養微生物が行う光に依存しない炭酸同化過程は、海洋環境中に普遍的に存在している。近年、温暖化の影響によって沿岸環境で貧酸素水塊が増加傾向にあるため、化学合成独立栄養微生物が利用可能な還元物質が蓄積されやすい環境が拡大しており、化学合成独立栄養微生物に由来する有機物が炭素循環に及ぼす影響は今後上昇すると予測される。本研究では季節性貧酸素海域(九州・有明海)で、環境条件の変化に応答しつつ進行する化学合成独立栄養微生物の酸素消費と炭酸同化に着目した研究を展開し、沿岸生態系における炭素動態や酸素濃度変化の統合的理解とより正確な将来予測のための指標の提案を目指す。
|