研究課題
基盤研究(B)
Best-Worst Scaling(BWS)は、複数の選択肢(項目等)に対する人々の選好を効率的に測定する表明選好法の一種である。BWSを実証研究に用いるときには、適用目的に合わせて選択肢集合を設計することが重要である。ところが、BWSの実証研究の動向を踏まえると、そのような設計を行えていない研究が一定数存在する可能性が示唆される。本研究は、実証目的に沿ってBWSを活用できるよう、柔軟な選択肢集合の設計法のもとでの選好の再現性をモンテカルロ・シミュレーションによって検証するとともに、誰でも自由に使えるソフトウエアを開発する。