研究課題
基盤研究(B)
データ駆動型農業の基盤技術である生育モデルの有用性向上をめざし、高機能フェノタイプイメージング技術を用いて取得される、作物の生理・生育状態に関する機能・形態形質情報を利用して、収穫時期や収量の予測精度の向上を図り、生育モデルのロバストネス(拡張性・可用性)の強化を図ることを目的とする。安価な撮影機器や汎用機器を用いた栽培現場で利用可能なイメージング法を開発し、そこで得られた光合成機能形質および形態形質、さらには、生育状況(生育ステージ)に関するリアルタイムな情報により、生育モデルのパラメータを逐次更新(キャリブレーション)し、生育モデルの予測精度や汎用性向上を狙う。