呼吸酵素量と活性を抑制する収穫後園芸作物の長期保存

• 研究課題/領域番号: 24K01884
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分41040:農業環境工学および農業情報工学関連
• 研究機関: 香川短期大学
• 研究代表者: 牧野 義雄 香川短期大学, その他部局等, 教授 (70376565)
• 研究分担者: 渡辺 ひろ美 香川短期大学, その他部局等, 助教 (90640508) ; 秋廣 高志 島根大学, 学術研究院農生命科学系, 助教 (40508941)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円); 2028年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2027年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円); 2026年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2024年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
• キーワード: 鮮度保持 / 野菜 / 果実

研究開始時の研究の概要

Controlled Atmosphere (CA)貯蔵は、1～5%の低O2環境を作出し、収穫後園芸作物の鮮度を保つ技術である。しかし、CA貯蔵は鮮度保持効果が高いものの設備費が高く、国内では主に弘前産リンゴの長期保存に利用されている。また、低O2環境下では、呼吸酵素「オルタナティブオキシダーゼ」の誘導が抑制されることが明らかになっている。そこで、人為的に当該酵素活性を抑制すれば、CA貯蔵と同等の鮮度保持効果が得られるとの仮説が立てられる。この方法は高価な設備が不要なため、幅広い産地、品目でCA貯蔵と同等の効果が得られると見込まれる。