エストロゲンを基軸とした臓器連関による関節リウマチ病態の性差構築機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K01940
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分42030:動物生命科学関連
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 佐伯 法学 愛媛大学, 学術支援センター, 講師 (80791607)
• 研究分担者: 今井 祐記 愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (10423873)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円); 2027年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2026年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2025年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2024年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
• キーワード: 関節炎 / マクロファージ / エストロゲン受容体 / 性差 / 臓器連関

研究開始時の研究の概要

関節リウマチは、罹患率が女性で高く、病態に性差が認められる疾患である。その性差の要因として女性ホルモンのエストロゲンが重要であると考えられているが、分子機構は不明な点が多い。本研究は、エストロゲンによる関節炎病態制御の分子機構を、免疫細胞である滑膜マクロファージ（Mφ）のエストロゲン受容体（ERα）を介した直接的作用および肝臓や脂肪のERαを介した滑膜Mφへの間接的作用の両方の観点から解析し、関節リウマチの病態性差が生じる仕組みを明らかにする。