研究課題
基盤研究(B)
細胞膜やオルガネラ膜が部分的に近接する “メンブレンコンタクト”は、脂質輸送の場として機能する。しかし、なぜメンブレンコンタクトという「場」が形成される必要があるのか、その意義は依然不明である。本研究は、CRISPRスクリーニング、空間オミクス解析や光遺伝学的手法によるメンブレンコンタクトの操作などを駆使して、メンブレンコンタクトによる炎症性シグナル制御機構の解明を目的とする。これにより、炎症シグナル制御プラットフォームとしてのメンブレンコンタクトの機能解明が期待される。