研究課題
基盤研究(B)
本研究課題では、応募者が独自に開発したタンパク質-膜相互作用のハイスループット解析系であるCLiB assayを用いて、未解析の脂質結合ドメインや両親媒性αヘリックスの機能を明らかにするとともに、数千-1万の超並列大規模スクリーニング解析を実施することで、大量の脂質結合ドメインや両親媒性αヘリックスの膜結合能に関する大規模なデータを取得する。以上の解析を通して、タンパク質が膜構造の違いや脂質分子種を見分けるために必要十分なアミノ酸配列パターンを明らかにし、膜結合分子メカニズムの基本原理を理解することを目指す。