研究課題/領域番号 |
24K02101
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
竹垣 毅 長崎大学, 総合生産科学研究科(水産学系), 准教授 (50363479)
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研究分担者 |
阿見彌 典子 北里大学, 海洋生命科学部, 講師 (20588503)
福田 和也 北里大学, 海洋生命科学部, 助教 (20882616)
中山 友哉 名古屋大学, 高等研究院(農), 特任助教 (30866661)
天谷 貴史 長崎大学, 海洋未来イノベーション機構, 助教 (70899054)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2027年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2026年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2025年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2024年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 進化 / 行動生態 / 子殺し / 親による子の保護 / 内分泌 |
研究開始時の研究の概要 |
親が保護中の子を殺したり食べたりする現象の進化を理解するには生態と生理の統合的アプローチが不可欠である。申請者らは、ロウソクギンポ雄親による全卵食行動が子の存在を消して自身の求愛活性を高めるための子殺しであることを証明し、これまで保護と摂食を調節するホルモンPrRPの働きで全卵食が発現することを検証してきた。しかし新たに見つかった「子殺しスイッチオフ現象」はPrRP仮説では説明できない。本研究は保護を調節するホルモンが、保護開始後2日間で濃度が下がり切る雄性ホルモンと連動する点に着目し、全卵食調節機構の全容を解明する。また子の保護行動に高次脳機能の価値認識が関係することを魚類で初めて証明する。
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