研究課題/領域番号 |
24K02102
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45040:生態学および環境学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
井上 智美 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物多様性領域, 主幹研究員 (80435578)
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研究分担者 |
高津 文人 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境保全領域, 室長 (30514327)
赤路 康朗 国立研究開発法人国立環境研究所, 生物多様性領域, 研究員 (50810256)
野口 航 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (80304004)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2025年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2024年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | マングローブ / 胎生種子 / 光合成 / 繁殖コスト |
研究開始時の研究の概要 |
熱帯亜熱帯の干潟に生育するヒルギ科植物は、種子と果実を親木に繋げたまま胚軸を伸長させてから落下させる「胎生種子散布」という特異な繁殖様式を持つ。胎生種子は表面に葉緑体を持つ一方で、CO2の取り込み口である気孔がほとんどない。親木の葉から胚軸伸長に必要な炭素が供給されている場合、葉で同化された炭水化物が送られているのか、親木内部の呼吸により生じたCO2が胎生種子で再同化されているのかによって親木にかかるコストは異なる。本研究では、胎生種子散布という繁殖様式が、厳しい干潟環境で実生の定着成功に寄与する高コスト投資型なのか、それとも、親木の代謝産物をリサイクルする低コスト節約型なのかを明らかにする。
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