研究課題/領域番号 |
24K02106
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分45050:自然人類学関連
小区分45060:応用人類学関連
合同審査対象区分:小区分45050:自然人類学関連、小区分45060:応用人類学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中山 一大 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (90433581)
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研究分担者 |
斉藤 昌之 北海道大学, 獣医学研究院, 名誉教授 (80036441)
大橋 順 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (80301141)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)
2026年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2024年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 褐色脂肪組織 / 日本列島人 / ゲノム多型 / 環境適応 / 生活習慣病 |
研究開始時の研究の概要 |
現在の日本列島のヒト集団が、縄文人集団と弥生人集団の遺伝的交流によって形成されたことは多くの人類学研究の成果から既に明らかになっている。しかし、この2つの集団が、現代の日本人の遺伝的形質にどのように寄与しているのかについての理解は発展途上である。特に、形態的特徴から提唱された“弥生=寒冷適応的・縄文=暑熱適応的”という仮説は一般にも広く受け入れられてきたが、遺伝学的・生理学的な証拠は乏しい。本課題は、ヒトで適応的な熱産生を担う器官である褐色脂肪のはたらきに、現代日本人の間で他の集団では認められない大きな個人差があることに着目し、その遺伝的背景を解明することから、前述の仮説の検証に挑戦する。
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