研究課題
基盤研究(B)
新皮質における単一の樹状突起スパインが「P10 スパイン新生するが増大しない」、「P20 スパイン新生しないが、増大する」「P40 ミクログリアによるスパイン増大抑制(ノルアドレナリンで脱抑制)」という3段階で特性を変遷させる現象が我々の研究や先行研究から明らかになってきた。そこで、前頭葉に着目してP20→P40のミクログリアを中心とした遷移の分子機序の探索、P10→P20の新生から可塑性へと遷移する分子細胞機序の探索、同定された機序の発達後の行動や精神疾患関連病態における意義づけを行う。