研究課題
基盤研究(B)
既存のSept7fl/flマウスを用いて、S100bなどのCreドライバーマウスとの交配または細胞選択的Cre発現AAVベクターの脳内注入によって細胞選択的Sept7欠損マウスを作製する。具体的にはアストログリア(小脳Bergmannグリアを含む)、ドーパミン神経、ミクログリア、末梢神経で選択的にCreを発現することにより、各細胞におけるSEPT7/セプチン系の機能を探索する。さらに、Sept7+/-ヘテロ欠損マウスで見出した予想外の形態・機能障害(haploinsufficiency)の系統的解析を通じて、未知の生理機能と、その背景となる分子メカニズムを探索する。