研究課題
基盤研究(B)
脈絡叢分泌性miRNAの多くは、神経発生・発達期より、脈絡叢で高く発現し、脳脊髄液中に分泌されることを確認したが、その機能や標的細胞は全く不明である。脈絡叢は外界/末梢の情報を受容し、他細胞の遺伝子発現を精妙に制御し、脳発生・発達に貢献する可能性が考えられる。そこでこれらmiRNAの機能解析を通して、脳における脈絡叢の細胞外小胞を介した細胞間コミュニケーションの生理的意義を追究する。