研究課題
基盤研究(B)
本研究は以下の研究を進める。(1)放出部位のダイナミクスを超解像ライブイメージングで捉える。超解像イメージングを活用し、未解明の部分の多い長期増強の分子細胞メカニズムを明らかにする。(2)長期増強メカニズム解明に用いた方法論を短期可塑性や神経修飾のメカニズム解明に拡張し、共通性と相違点を抽出する。(3)行動と関連して起こる可塑性現象とそのメカニズムを、活動依存性蛍光プローブに加えて、シナプス前後部電気記録と超解像イメージングを用いて明らかにする。以上を通して、回路や行動レベルの機能的意義を射程に入れ、前・後性や異なる時間経過などを包括し、可塑性メカニズムを統一的に理解する。