研究課題
基盤研究(B)
外輪型二核金属錯体の配座はその触媒機能と密接に関わっている。しかし配位子設計段階では錯体配座を事前に予見することが困難なため,これまで合理的な触媒設計が妨げられてきた。本研究では代表者が最近確立した所望の錯体配座を確実に取得できる配位子設計法を触媒反応場の合理的精密設計法へと昇華させ,複雑化合物の高度分子変換の実現を目指す。