研究課題
基盤研究(B)
本研究では、「がん関連転写因子FOXO3aをめぐるDNAと14-3-3ζの拮抗メカニズムの解明」、「孤発性ALSの原因タンパク質であるTDP-43の細胞内凝集・沈殿と、RNA結合によるその阻害のメカニズムの解明」を実施例として、複合体の立体構造や解離定数だけからでは説明のつかない効率性の高い拮抗メカニズムを解明することを目的とする。さらに明らかにしたメカニズムに基づき、これらの相互作用系が密接に関わるがんとALSに対する創薬戦略を構築し、新規薬剤の創製に貢献していく。