研究課題
基盤研究(B)
我々哺乳類は恒温とはいうが、その体温は一定ではなく、24時間に1回高下するサーカディアンリズムを示すことが知られている。この体温の概日リズムは、全身全細胞にそなわる生物時計の時刻合わせに大きく関与すると考えられており、その時刻合わせは、mRNA転写後におこる翻訳反応の速度的制御で行われる。本研究では、体温をはじめとした生体シグナルが「uORF」をハブに翻訳を介して生命機能を調節する仕組みを明らかにする。